なないろ小花のおうちカフェでクラシック

もうすぐ50代!3人の子供たちが小さい頃から続けてきたヴァイオリンやチェロを応援しながら、趣味でパンやお菓子を焼いています。

レッスン開始

ドキドキしながら
ヴァイオリンの先生の門をたたき、

いよいよレッスン開始となりました。


楽器を持って初レッスン!

かと思いきや…


ヴァイオリンの音を奏でるまでには
さまざまな苦難が待ち受けていました。


まず最初に習ったのは…


手の甲に消しゴムを乗せ

それを落とさないように

身体の側面に沿って手を上下させる


というもの。

弓を操るには手首が固くては
うまく弾くことができません。

手首の感覚を覚えるための
レッスンです。

連続で10回出来るようになるまで
次には進めません。

これがなかなか3歳の子供には難しい。

家でも毎日消しゴムを乗せて練習しました。

やっと出来るようになったら

次は斜め左上から斜め右下への
消しゴムレッスン。

弓の動線を意識して動かしますが

上下よりもはるかに難しくなりました。

何百回も消しゴムを落としながら

ようやく10回連続で動かせるようになり…


やっと楽器を構えさせてもらいました。


構えができたら

弓の持ち方を習います。

弓は力強くにぎってはいけません。

手のひらに生卵があると思って
それを潰さないようにするイメージで

やさしく弓を持ちます。

そうは言っても相手は3歳児。

どうしても棒を握るように
つかんでしまいます。

毎日毎日弓と格闘し

ようやく先生のお許しが出て
音を出せるようになったのは

初めてのレッスンから
はや3ヶ月が経っていました。

そうして初めて手にした教則本がこれです。



篠崎ヴァイオリン教本1


汗と涙のレッスンの始まりでした。