なないろ小花のおうちカフェでクラシック

もうすぐ50代!3人の子供たちが小さい頃から続けてきたヴァイオリンやチェロを応援しながら、趣味でパンやお菓子を焼いています。

音大生

この春

幾多の紆余曲折を経て

次女が第一志望の音楽大学

入学が許されました♪



次女は決して頭の回転が早い方ではありません。

マイペースののんびり屋さん。

そのため、ヴァイオリンのレッスンでも
先生に教えて頂いたことがすぐに出来ず
一筋縄ではいきませんでした。

幼稚園の時、初めて習った先生は
指導歴30年以上のベテラン先生でしたが

「こんな頑固で言う事を聞かない子は
教えたことがありません!」

と言わせてしまったほど
素直に物事を考えることが出来ない子でした。

ですが、ひとたび曲が弾けるようになると
非常に感情豊かに弾くのです。

次女が弾くと心が揺さぶられるのです。

親ばかを承知で言うと

ブラームスのワルツと
ドヴォルザークユーモレスク

涙を流してしまったことは
今でもよく覚えています。

反対に、先に習っていた長女は
とても素直で先生のいう事もよく聞き
先生からも随分と可愛がって頂きましたが、

曲を弾いても心に響いてきません。
立て板に水というのでしょうか
ただの音符の羅列に聞こえてしまいます。

同じように育ててきても
音楽性がこんなにも違うのかと
驚いたものです。

そんな次女なのでレッスンの進度が遅く
ポジション移動もヴィブラートも
小学校4年生まで習ったことがありませんでした。

音大を目指して専門に勉強している子たちからすると、
いったいどんなに遅れていることでしょうか!

それでも次女は「ヴァイオリニストになる!」

という夢に向かって
コツコツと地道に努力を重ねました。

そして今年の春

無謀とも思えた音楽大学への入学を
自分の手でつかんだのです。


入学式の朝
朝日と桜~近所の公園にて~