年末のコンクール④
大学・院生の部がすべて終わり、
いよいよ結果発表です。
といっても、舞台で大々的に発表されるものではありません。
時間になると、静かにロビーに張り出されます。
スタッフの方が筒状に丸めた紙を携えて登場。
にわかに浮き足立つ出演者たち。
ホワイトボードに結果が張り出されると、
すぐに人だかりができました。
でも、大声をあげて感情を表す人は誰1人なく、
みんなそれぞれの結果を粛々と受け止めているように見えました。
私と次女はロビーの一番端っこで、その時を待っていました。
私の中では、次女が自分らしい演奏が出来たこと、
私の心に次女の気持ちが伝わってきたことで
もう大満足。
結果は二の次でした。
でも、出来ることなら、その演奏が審査員の方の心にも届いてくれたらな…
少しだけ、そうも思いました。
結果発表。
私はロビーの片隅から動かず、
次女だけが見に人だかりの中へ。
私はその様子を離れて見守っていました。
見てる見てる…
どうかな…
みんなより遅れて結果を見に行ったのに
一瞥すると、すぐに受付へ。
誰よりも早く講評をもらっている。
あら~、やっぱり入賞は出来なかったのね…
ま、でも大事なのは講評だから、これからの指標になればいいわ。
そう思いながら、次女が私の所へ戻ってきました。
「お疲れさま~」
次女にそう声をかけると、
「入賞してた…」
「え?!」
「6位に入賞してたよ」
「え~~!!??」
ホントにビックリ!!
講評の入っている封筒の中を見ると、確かに6位の表彰状が!
メダルも入っている~♪
ホントに?!
次女も信じられない顔で隣に座っています。
「すぐに講評をもらいに行ったから、ダメやったと思ったよ」
と言うと、
「だって入賞するとは思ってなくて、
6位ってあるのはきっと何かの間違いと思ったから、
賞状を見て確認しようと思ったの」
間違いではなかった~!
確かに6位って書いてある!
入賞としての順位は一番下だけど、
17人がエントリーし、院生も参加していた中でのこと。
何より、審査員の方が次女の演奏を評価して下さったことが嬉しかった~~♪
驚きがひと段落すると、じわじわと涙がこみ上げて来ました。
2か月前は悩み苦しみ、ヴァイオリンを辞めようかとさえ思う程に追い詰められていた次女。
そこから気持ちを立て直して、よく乗り越えました。
審査員の先生から頂いた講評も、表現力については概ね良い評価を頂き
次女も大きな自信になったようです。
だけど、音程~~!!
音程の不正確さは、これまた全員の先生に指摘され、
もっともっと緻密な練習の積み重ねが必要だと痛感していました。
大学生になってからの初めてのコンクールは、
次女にとって大きな収穫のあるものとなりました。
春に、受賞者記念演奏会があるそうです。
いよいよ結果発表です。
といっても、舞台で大々的に発表されるものではありません。
時間になると、静かにロビーに張り出されます。
スタッフの方が筒状に丸めた紙を携えて登場。
にわかに浮き足立つ出演者たち。
ホワイトボードに結果が張り出されると、
すぐに人だかりができました。
でも、大声をあげて感情を表す人は誰1人なく、
みんなそれぞれの結果を粛々と受け止めているように見えました。
私と次女はロビーの一番端っこで、その時を待っていました。
私の中では、次女が自分らしい演奏が出来たこと、
私の心に次女の気持ちが伝わってきたことで
もう大満足。
結果は二の次でした。
でも、出来ることなら、その演奏が審査員の方の心にも届いてくれたらな…
少しだけ、そうも思いました。
結果発表。
私はロビーの片隅から動かず、
次女だけが見に人だかりの中へ。
私はその様子を離れて見守っていました。
見てる見てる…
どうかな…
みんなより遅れて結果を見に行ったのに
一瞥すると、すぐに受付へ。
誰よりも早く講評をもらっている。
あら~、やっぱり入賞は出来なかったのね…
ま、でも大事なのは講評だから、これからの指標になればいいわ。
そう思いながら、次女が私の所へ戻ってきました。
「お疲れさま~」
次女にそう声をかけると、
「入賞してた…」
「え?!」
「6位に入賞してたよ」
「え~~!!??」
ホントにビックリ!!
講評の入っている封筒の中を見ると、確かに6位の表彰状が!
メダルも入っている~♪
ホントに?!
次女も信じられない顔で隣に座っています。
「すぐに講評をもらいに行ったから、ダメやったと思ったよ」
と言うと、
「だって入賞するとは思ってなくて、
6位ってあるのはきっと何かの間違いと思ったから、
賞状を見て確認しようと思ったの」
間違いではなかった~!
確かに6位って書いてある!
入賞としての順位は一番下だけど、
17人がエントリーし、院生も参加していた中でのこと。
何より、審査員の方が次女の演奏を評価して下さったことが嬉しかった~~♪
驚きがひと段落すると、じわじわと涙がこみ上げて来ました。
2か月前は悩み苦しみ、ヴァイオリンを辞めようかとさえ思う程に追い詰められていた次女。
そこから気持ちを立て直して、よく乗り越えました。
審査員の先生から頂いた講評も、表現力については概ね良い評価を頂き
次女も大きな自信になったようです。
だけど、音程~~!!
音程の不正確さは、これまた全員の先生に指摘され、
もっともっと緻密な練習の積み重ねが必要だと痛感していました。
大学生になってからの初めてのコンクールは、
次女にとって大きな収穫のあるものとなりました。
春に、受賞者記念演奏会があるそうです。