なないろ小花のおうちカフェでクラシック

もうすぐ50代!3人の子供たちが小さい頃から続けてきたヴァイオリンやチェロを応援しながら、趣味でパンやお菓子を焼いています。

サプライズな贈り物

昨日、突然の電話が。

子供たちが中学校でお世話になった合唱部の顧問の先生からでした。

「小花さん、明日は家にいる?」

「は、はい。」

「届けたいものがあるから、よろしく」

…なんだろう?

先生に家に来て頂くのも申し訳ないので、近くの目印になる建物の前で待ち合わせをしましょうということになり、

今日、久しぶりにN先生にお会いしました。

「小花さん、これ」

と頂いたのは、何と大きな桃‼

「小花さんには色々とお世話になったから」

教師と保護者の立場では贈答品は禁物だけど、子供たちが卒業したことでハードルがなくなったので、お礼にと持ってきて下さったのでした。

N先生には次女と長男合わせて6年間お世話になりました。

次女の入学と同時に赴任して来られたN先生。

合唱部を一から立ち上げられ、創部3年目に合唱コンクール県大会に初出場で金賞!

続く中部大会では第1位で全国大会へ進みました。

次女の卒業と入れ替わりで長男が入部し、

長男は3年連続で中部大会に出場し金賞受賞、2年生の時はダメ金で全国へ進めなかったものの、

1年と3年の時に全国大会へ出場しました。

中3最後の年には全国でも金賞を頂き、おまけに特別賞も受賞して、輝かしい成績を残して引退したのでした。

それもこれも全てN先生のご指導のおかげ。

合唱部のモットーは

「純粋に、素直に、ひたむきに音楽と向き合う」

です。

これを合言葉に、子供たちは辛い筋トレや発声練習を積み重ね、先生の温かく厳しい練習に食らいついて、素晴らしい歌声を聴かせてくれたのでした。

決して大げさではなく、次女が音楽大学へ入学できたのも、長男が高校の音楽科へ進学できたのも、

N先生が音楽へ向き合うことの厳しさ、素晴らしさを多感な中学時代に子供たちに叩き込んでくれたからです。

「恩師」と呼べる先生に出会えたことに心から感謝です。


子供たちが入部していた6年間、先生の熱心なご指導を少しでも支えたいと思い、私も微力ながらお手伝いをさせて頂きました。

パートごとの音源を作成してCDに焼いたり、舞台の映像に歌詞を入れて編集しDVDを作ったり。

控えメンバーの部員たちを引率して大会の応援に行ったり。

長男が中3だった昨年は、彼らが歌う楽譜を、海外の版元の出版社と直接交渉して手に入れたり。

先生からの色んな無茶ぶりもありましたが、私にとっても応援にあちこち駆け回り、充実した楽しい日々でした。

来週から、また合唱部のコンクールが始まります。

一人の合唱ファンとして、合唱部の追っかけがんばろうと思います(笑)