なないろ小花のおうちカフェでクラシック

もうすぐ50代!3人の子供たちが小さい頃から続けてきたヴァイオリンやチェロを応援しながら、趣味でパンやお菓子を焼いています。

いい経験

先日、長男がコンクールを受けました。

高校生になってから初めて受けるコンクール。

しかも今まで受けていたようなクラス別のコンクールではなく、高校生以上で一括りの一般の部で受けなければいけない難しいコンクールでした。

長男がコンクールを初めて受けたのは小学6年生の時。

その時は全国大会で5位入賞という、初めてにしてはまずまずの成績を残しました。

中学校に入ってからは部活の合唱部が忙しくてチェロのコンクールに出る精神的な余裕は全くなし。

中学3年生になった時、受験も見据えて受ける事にし、2つのコンクールに出て

片方のコンクールでは全国大会で第2位を頂きました。

でも、どちらも小学生の部と中学生の部での結果です。

今回受けたコンクールは今までのどれよりもレベルの高いものでした。

長男の演奏は、抑揚、表情などもしっかりついていてなかなかに味のある演奏をしたと思います。

演奏を聴いていた人達からの評判も上々。

これはもしかしたら本選に進めるか?

と期待を伺わせるものでした。

しかし結果は落選。

講評用紙には

「音程が不正確。もっと調性感をもって」
「C-durの響きが捉えられていない」

など、厳しい言葉が並んでいました。

なるほど、確かに調性の違いを感じて弾くことなどあまりなかったかも。

音程の悪さもクラス別ならある程度多めに見てくれる審査員も多い中、

今回の審査員の方々はクラシック界の大御所先生方。

少しの音程のミスも厳しく判定されました。

長男は講評用紙をじっくり時間をかけて読み、

みんなで晩御飯を食べている時に

「俺、来年もこのコンクール受けようかな」

と頼もしい発言が。

本人も何かを感じ取ったのでしょう。

今から来年の楽しみができました♪


長男のチェロです♡