なないろ小花のおうちカフェでクラシック

もうすぐ50代!3人の子供たちが小さい頃から続けてきたヴァイオリンやチェロを応援しながら、趣味でパンやお菓子を焼いています。

コンクール予選

音楽科に通う長男

今年度二つ目のコンクールの予選を受けて来ました。

このコンクールはもともとピアノ部門だけだったのですが

数年前から弦楽部門も立ち上げられ

その第1回目から次女が参加しているコンクールです。

昨年は次女と長男が揃って参加し、

今年は長男だけが受けることになりました。

場所は某音楽大学のホールです。


昨年もここだったので慣れた感じで受付へ。

余裕を持って会場入りしました。

このコンクールは驚いたことに控え室が男女別になっています。

圧倒的に男子が少ないこの業界で、男子の控え室はほぼ貸切状態。

着替えと言ってもうちの場合は制服を着ていってそのまま舞台に出るので着替える必要もなく、

他の子もズボンは舞台用を履いてきて上着だけ着替えるという位なので

本番までの時間を集中して使う事ができます。


一方、圧倒的に多い女子群は同じくらいのスペースでひしめき合ってドレスに着替えたり練習したりしなければなりません。

そこに親がドレスの着替えを手伝ったり、髪の乱れを直したり…

本人は最後の1秒まで惜しんで練習する姿があちこちで見られ

女子の控え室はむせかえるような熱気で溢れかえっています。


みんなの前ではなるべく練習する姿を見せたくない長男は、このコンクールはお気に入りの一つ。

昨年は全国大会で2位を頂いたご縁のあるコンクールです。


長男は感情をあまり表に出さないタイプで

今回も本番前だからとピリピリすることもなく、いつも通りに舞台に出てきて彼なりの音楽を表現し、

お辞儀をしたあとはちょっと恥ずかしそうに背中をまるめて舞台袖へと戻っていきました。

「音程が悪かったとこがあったな。でも~♪の所はうまく表現できた」

と冷静に自分の演奏を分析しながら結果発表を待ち…

ボードに張り出された結果は


長男はf-06

最優秀賞でした!

このコンクールは審査の平均点が90点以上だと最優秀賞がもらえるので、

今回の高校生の部では長男も入れて3人が該当していました。

その中で最高点は90.5点とのこと。

長男は…

90.5点でした!

やったー!!

最高点!

いや、他の子と同率かも知れませんが。

他の二人は3年生と2年生。

長男はまだ1年生という事を考えると、
いや~、よく頑張った!

次は10月、本選です♪