なないろ小花のおうちカフェでクラシック

もうすぐ50代!3人の子供たちが小さい頃から続けてきたヴァイオリンやチェロを応援しながら、趣味でパンやお菓子を焼いています。

高校の定期演奏会①

先日、長男の通う高校の定期演奏会がありました。

音楽科の一大イベントです。


ソロ・アンサンブル・合唱・オーケストラと
盛りだくさんの3時間。

最初は成績優秀の生徒さんによるソロ演奏です。

2年生が1人、あとは全員3年生で全部で9人でした。

ソロ演奏のトリは3年生の成績トップの女の子。

曲はシベリウスのヴァイオリン協奏曲第1楽章。

いやぁ~、もう素晴らしい!!

他の子とは明らかに一線を画す演奏技術。

確かな音程と、溢れんばかりの表現力。

そして演奏への集中力。

シベリウスをしっかり自分のものにしていて、
会場いっぱいにシベリウスの世界が広がりました。

オーラというかスター性というか、
そういうものを感じる演奏で、

思わず涙が…

素晴らしい演奏に、
会場も割れんばかりの拍手で
彼女を称えました。


次は合唱です。

合唱はピアノ専攻の女子が担当します。

高校では副科が義務づけられていて

ピアノ専攻以外は全員副科ピアノを
ピアノ専攻は副科声楽を勉強します。

どの学年も約半数はピアノ専攻なので、
約60人の合唱を披露してくれました。

もちろん声楽専攻の子も混じっているので
その子達がソプラノを引っ張り、
なかなかに澄んだ歌声を響かせてくれました。

ただ、次女と長男が中学時代に
合唱をやっていた関係で
私の耳も肥えてしまっていたのか、

アルトの響きが弱いな~と感じました。

見るとあんまり口も開いてないし、
嫌々やっている子もいるのかな?

低音がしっかり支えてくれると
立体感のある演奏になるのにな~

と思いました。

続きます。