なないろ小花のおうちカフェでクラシック

もうすぐ50代!3人の子供たちが小さい頃から続けてきたヴァイオリンやチェロを応援しながら、趣味でパンやお菓子を焼いています。

コンクール本選

先日、長男のコンクールがありました。

夏休みに予選があり、今回はその本選大会です。

このコンクールは弦楽器の部で審査されるので

ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスが同じ部に出場します。

今回はチェロが2名の他は全員ヴァイオリンでした。

長男は6番目に出場、

ラロのチェロ協奏曲第3楽章を弾きました。

出だし、静かなピアノ伴奏に続き哀愁漂うチェロのカデンツァのようなメロディ。

楽器もよく鳴っていてなかなか雰囲気を作っているなぁ。

出だしは上々。

イントロが終わるとすぐに軽快なリズムに乗ってチェロが躍動します。

あれれ?

なんかテンポがめっちゃ速い💦

速いというか、走ってる!

音の入りも雑で音楽が作れていない(><)

最後まで練習していた16分音符の連続する一番の難所も

音の粒が揃わないまま終わってしまい。

結局長男らしい演奏が出来たのは最初の部分だけで、

あとはテンポに流されてしまったような演奏となってしまいました。

全く自分のものにしていない、集中力に欠ける演奏でした。

演奏が終わってから聞いてみたら、

珍しく緊張したとのこと。

やっぱり練習不足が原因かしら。

練習を始めてまだ1ヵ月と少し。

こんな状態でコンクールに出るのは初めてでした。

審査結果を待つ間はいつも通り演奏の分析をしていましたが、

「最後のページはどんなふうに弾いたか全然覚えていない」

と。

やっぱり集中力が切れていたのね。

あとは難所の16分音符の部分練習に時間をとられて

全体の通し練習が充分でなかったと。

だから全体の流れをつかみきれないままの演奏となってしまいました。

問題点は色々と見つかってきます。



そうこうしているうちに結果発表。

結果は…




優秀賞でした!




全国大会へ進めることになりました!


予選は最優秀賞を頂いたのでちょっぴり悔しい思いもありますが、

頂いた講評をよく読んで

全国大会までじっくり曲と向き合って、

長男らしい演奏を期待したいと思います(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°

記念に盾を頂きました♪