主人のバイク事故3~勇気ある救助~
ベッドで横になっている主人の元へ戻り、
主人からも事故直後の事を色々聞きました。
主人が感じたのは、突然のバイクの異変。
時速90km前後で走行中、急にハンドルがブルブルと震えて、バイクが故障したと思ったそうです。
まさか落下物に乗り上げたとは、その時は全然分からなかったみたいです。
そして制御不能になり転倒。
気が付いたら中央分離帯のガードレールの隙間に転がっていたそうです。
ただ、これは救助して下さった方にお礼の電話をした際、
「飛ばされたのが中央分離帯の方だったので、ご主人は自分でガードレールの隙間に入っていかれましたよ」とのこと。
本人は全く覚えてないようです。
転がった先がまさに幸運。本線で倒れてしまっていたら後続車にひかれていたかも。
そしてその後続車の方が2台止まって下さり、
主人の救護にあたって下さいました。
一台はお父さんと息子さんの親子、
もう一台は20代の若い男の子2~3人のグループ。
すぐに救急車と警察を呼んで下さり、発炎筒を炊いて後続車に事故を知らせてくれました。
また若いグループの男の子たちは、主人のバイクが本線に残ったままになっているのを見て、
自分たちの車でガードして後続車が巻き込まれないようにハザードランプを灯してくれたとの事。
それどころか自分たちの持っていたスマホを一生懸命振って、その明かりで後続車に危険を知らせて下さっていたそうです。
何せ真夜中の自動車専用道路での事故。
車も少ないので、みんなビュンビュン飛ばして行きます。
主人も救助して下さっている方々が巻き添えにならないかとヒヤヒヤしていたようです。
親子の方はずっと主人に寄り添って下さっていて、
主人が寒くて震えているのを見て、自分の来ていた上着をかけてくれようとしたり、(ただ、主人が出血していたので汚しては申し訳ないと思い、丁重にお断りしたそうです)
ハンマーも息子さんが見つけて下さいました。
警察から聞いた事故発生時刻は23:30頃。
私の所に一報が入ったのが1:00頃。
何せ山の中ですから、救急車も随分時間がかかったようです。
その間ずっと主人を励まし、多重事故にならないように気を配り、
主人が救急車で出発する時には
「がんばるんやで!!」
と声をかけて下さったそう。
主人も
「みんな、助けてくれてありがとう!!」
と手を振って応え、救急車で病院へと向かったのでした。
後日お礼の電話をすると、若い男の子の方は
「僕もバイクに乗るんで、落下物には気をつけます。色々教訓になりました。」
との事。
親子で救助して下さったお父さんの方は
「息子がバイクの免許を取り立てで…」
と、恐縮しながら
「今回のことは息子にとってもいい経験になりました」とおっしゃいました。
また、
「ご主人のバイクと前後で一緒に走っていましたが、無茶な運転をする事もなく、ずっとマナー良く走っていましたよ。」
と、嬉しいお話も。
お二人共に主人の具合を気にして下さっていて、
左手以外は悪いところはどこもありませんと報告し、
危険を顧みず救助して下さったこと、
主人に寄り添ってずっと励まし続けて下さったことなど感謝の気持ちを伝えて
電話を切りました。
続きます。
ぐるぐる巻きの左手
主人からも事故直後の事を色々聞きました。
主人が感じたのは、突然のバイクの異変。
時速90km前後で走行中、急にハンドルがブルブルと震えて、バイクが故障したと思ったそうです。
まさか落下物に乗り上げたとは、その時は全然分からなかったみたいです。
そして制御不能になり転倒。
気が付いたら中央分離帯のガードレールの隙間に転がっていたそうです。
ただ、これは救助して下さった方にお礼の電話をした際、
「飛ばされたのが中央分離帯の方だったので、ご主人は自分でガードレールの隙間に入っていかれましたよ」とのこと。
本人は全く覚えてないようです。
転がった先がまさに幸運。本線で倒れてしまっていたら後続車にひかれていたかも。
そしてその後続車の方が2台止まって下さり、
主人の救護にあたって下さいました。
一台はお父さんと息子さんの親子、
もう一台は20代の若い男の子2~3人のグループ。
すぐに救急車と警察を呼んで下さり、発炎筒を炊いて後続車に事故を知らせてくれました。
また若いグループの男の子たちは、主人のバイクが本線に残ったままになっているのを見て、
自分たちの車でガードして後続車が巻き込まれないようにハザードランプを灯してくれたとの事。
それどころか自分たちの持っていたスマホを一生懸命振って、その明かりで後続車に危険を知らせて下さっていたそうです。
何せ真夜中の自動車専用道路での事故。
車も少ないので、みんなビュンビュン飛ばして行きます。
主人も救助して下さっている方々が巻き添えにならないかとヒヤヒヤしていたようです。
親子の方はずっと主人に寄り添って下さっていて、
主人が寒くて震えているのを見て、自分の来ていた上着をかけてくれようとしたり、(ただ、主人が出血していたので汚しては申し訳ないと思い、丁重にお断りしたそうです)
ハンマーも息子さんが見つけて下さいました。
警察から聞いた事故発生時刻は23:30頃。
私の所に一報が入ったのが1:00頃。
何せ山の中ですから、救急車も随分時間がかかったようです。
その間ずっと主人を励まし、多重事故にならないように気を配り、
主人が救急車で出発する時には
「がんばるんやで!!」
と声をかけて下さったそう。
主人も
「みんな、助けてくれてありがとう!!」
と手を振って応え、救急車で病院へと向かったのでした。
後日お礼の電話をすると、若い男の子の方は
「僕もバイクに乗るんで、落下物には気をつけます。色々教訓になりました。」
との事。
親子で救助して下さったお父さんの方は
「息子がバイクの免許を取り立てで…」
と、恐縮しながら
「今回のことは息子にとってもいい経験になりました」とおっしゃいました。
また、
「ご主人のバイクと前後で一緒に走っていましたが、無茶な運転をする事もなく、ずっとマナー良く走っていましたよ。」
と、嬉しいお話も。
お二人共に主人の具合を気にして下さっていて、
左手以外は悪いところはどこもありませんと報告し、
危険を顧みず救助して下さったこと、
主人に寄り添ってずっと励まし続けて下さったことなど感謝の気持ちを伝えて
電話を切りました。
続きます。
ぐるぐる巻きの左手