なないろ小花のおうちカフェでクラシック

もうすぐ50代!3人の子供たちが小さい頃から続けてきたヴァイオリンやチェロを応援しながら、趣味でパンやお菓子を焼いています。

主人のバイク事故6~感謝~

主人が事故に遭ってからはや4週間。

まだ中指と薬指はワイヤーで固定していますが、

仕事も既に復帰し、日常を取り戻しつつあります。



今回の事故は落下物に乗り上げたことによる不運な事故でしたが、

後続車の方、救急隊、県警高速隊、病院のスタッフ、執刀して下さった先生など、

本当に多くの方に助けて頂き、
人の優しや温かさ、思いやりの心を沢山いただきました。

また、今回の事故を振り返ってみると、
余りある程の「不幸中の幸い」と言える出来事がたくさんありました。

1.まず、転倒して転がった先が中央分離帯のガードレールだったこと。

これは、後日事故現場を通りましたが、

ほんの50メートル手前までは中央分離帯はコンクリートの壁になっていました。

ここでもし事故をしていたら…

考えるとゾッとします。


2.すぐに救助して下さった方がいたこと。

3.手術をして下さった先生の腕がとてもよかったこと。

先生にしてみれば仕事をしただけに過ぎないのかも知れませんが、
私たちにとってはこんなに嬉しいことはありません。
先生に出会えて本当によかったです。


4.脳と内蔵の損傷がなかったこと。


5.怪我をした手が利き手ではなかったこと。



そして、もう一つ、実は脳のMRIを撮った際に動脈瘤が見つかりました。

放置していたらくも膜下出血を引き起こす恐ろしい病気です。

もともと病院ギライな主人なので、今までMRIなど撮った事がなく

今回見つかったことは一番の不幸中の幸いでした。

こちらも合わせて治療をしていくことになりました。


そしてもう一つ、私にとっての幸いは

もう主人がバイクには乗らないということ。

左指の切断は免れましたが、一体どの位の回復が見込めるのか、

今の段階ではまだ分かりません。

指が動かないとバイクには乗れないようで、

これでやっと主人の帰りをドキドキしながら待つことがなくなります。

こんなに嬉しいことはありません。


事故を起こして感謝なことばかりなのもおかしな話ですね。



主人と結婚して約20年。

横にいるのが当たり前だと思っていましたが、

今回の件で、やっぱり大切な人なんだと再認識しました。

単身赴任をいいことに、「亭主元気で留守がいい」なんて思っていましたが、反省。

中島みゆきの「糸」のように

縦糸と横糸になって、これからの人生を一緒に紡いでいきたいと思います。

お庭のラベンダー