なないろ小花のおうちカフェでクラシック

もうすぐ50代!3人の子供たちが小さい頃から続けてきたヴァイオリンやチェロを応援しながら、趣味でパンやお菓子を焼いています。

声楽のレッスン

大学2年生の次女。

専攻はヴァイオリンですが、

教職課程の授業の一環で、今年は声楽を履修しています。

本当は合唱か声楽か選択できたようですが、

1年生の時に合唱を履修したので、今年は出来たら声楽を取りたいと相談がありました。

どうして私に相談してきたかと言うと…

声楽の授業料は別料金になっているからでした。

ちなみに教職課程も別料金です。

私立の音楽大学、ただでさえ高額な授業料の上に別料金のダブルパンチ!

平凡なサラリーマン家庭の我が家にはダメージの大きな話です。



だけど私には次女に声楽を勉強してほしい理由がありました。





時は次女が幼稚園の時代に遡ります。

ソルフェージュを教えて頂いていたピアノの先生から

「この子は歌に向いているわよ」

と言われたことがありました。

「どうしてですか?」

と尋ねると、

先生曰く

「口元のゆるみ具合と、頭の形がとても良いから」

とのこと。

先生は合唱にも通じておられて、
佐渡裕さんの『 1万人の第九』の伴奏ピアニストを務めていらっしゃいます。

またご自身も合唱団を立ち上げられて
合唱の指導もされておられました。

そんな先生から「歌に向いている」と言われた事は、

ずっと私の心の奥底に引っかかっていました。





時が流れて中学生になり、次女が選んだ部活は何と合唱部!

不思議な運命を感じました。


すぐに頭角を表し、
中2で副部長、中3で部長を任され、

合唱コンクールでは全国大会にも出場し、銀賞を受賞。
密度の濃い中学校生活を送りました。

授業の歌のテストでは3年間を通して常に学年トップ。

家でもよく歌ってくれましたが、

芯の通った厚みのある声が私はとても好きで、

もし本格的に声楽を勉強したらどんな声になるんだろうとずっと思っていました。

だから教職課程とはいえ、声楽の先生について勉強できるこのチャンスを活かしてほしいと思い、

ない袖を振って💦授業料を捻出したのでした。

夏休みに帰ってきたら歌ってくれるそうです。

楽しみ楽しみ♡



久しぶりにパンを焼きました♪
プチフランスです。