なないろ小花のおうちカフェでクラシック

もうすぐ50代!3人の子供たちが小さい頃から続けてきたヴァイオリンやチェロを応援しながら、趣味でパンやお菓子を焼いています。

次女が帰ってきました

東京の音楽大学に通っている次女が、

夏休みで帰ってきました。

バイトも1ヶ月のお休みをもらって

8月中は家に居られるそうです。

まずは朝から作っておいたなめらかプリンで

「おかえりなさい~♡」


かわいいビンをネットで見つけたので即購入♪

いい感じになめらかに作ることができました(^-^)

夕食はビーフストロガノフ。


次女はロシアが大好き!

帰ってきたらまずはこれが定番になってきました。

そして、食べ終わったら早速ヴァイオリンを弾いてくれました。

曲は前期の実技試験で弾いたバッハ。

無伴奏ソナタ第2番 fuga。

次女はバッハがとても苦手です。

それは高校の時から変わらず、今回も悪戦苦闘。

精神的にも随分参ったそうで、親友のMちゃんに励ましてもらって何とか乗り越えたようです。


実は課題は無伴奏なら何でも良かったのですが、

先生と相談してバッハを弾くことになったそう。

最終的にはソナタ2番か3番のフーガか、

パルティータ2番のシャコンヌ

この3曲に候補が絞られました。


シャコンヌは1度は弾いておかないといけないけど、選ぶ子が多いわよ、と先生。

シビアに点数をつけられる実技試験、

できれば他の子と曲はかぶりたくないものです。

必然的に選ぶ曲はフーガに。

2番と3番を弾き比べて、

最終的に2番のフーガを選びました。

もうホントに重音が多く、難しそう~

最後まで弾きこなせない個所もあったようで

実技試験では「今までにないくらい冷静に落ち着いて」弾いたそう。

でも、試験が終わって先生に講評を聞いたら、

「弾けてるところはとっても良いのに、弾けないところにきたらオタオタしていて、

そのギャップに笑いをこらえるのに必死だったわよ」

とのこと。

やっぱり先生には見透かされています。

でも、高校生の時だったらもう諦めてしまって投げやりな演奏しか出来なかったのが、

今回は最後まで集中力を切らさず弾き切ることができたのは、まあ成長した証でしょうか。

フーガを弾いてくれた後に、シャコンヌも続けて弾いてくれました。

「なんだ、シャコンヌも練習してたの?」

と聞いたら、

「ううん、今初見で弾いただけ」

というのでビックリ!

フーガがあまりにも難しかったので、

シャコンヌが弾きやすく感じたのだそう。

1年前は

「1小節も弾けない~!」

と言っていたのに。

こんな所にも成長の証がありました。


これから1ヶ月、我が家にヴァイオリンの響きが戻ってきて嬉しいかぎりです