なないろ小花のおうちカフェでクラシック

もうすぐ50代!3人の子供たちが小さい頃から続けてきたヴァイオリンやチェロを応援しながら、趣味でパンやお菓子を焼いています。

コンクール予選 2016

昨日は次女のコンクール予選でした。

2年生になってからずっと弾き続けてきた
バッハ無伴奏ソナタ第2番のフーガ

夏休み中も苦心しながら練習していました。

私は仕事で付き添えなかったのですが、

長女が車で送ってくれて、

長男も「暇してるから俺も行く~」と

結局、姉弟3人で行く事になりました。

私はいつも通り仕事へ。



仕事から帰ってくると、テーブルの上に講評用紙が置いてありました。



どうだったんだろう…

ドキドキしながら目をやると…



92点という文字が飛び込んできました。

92点!

おおー!なかなかいい点数!

講評の出だしには

「大変意欲的なプログラムで、楽しんで聴かせてもらいました。」

とありました。

そして、その後は色々な注意事項、

こう弾けばもっと良くなるといったアドバイスが盛り沢山に書かれていました。



そして、もう1枚の講評用紙。



86点でした。



うーん、厳しいな~。

実はこちらの審査員の先生は

次女の元師匠です。

高校時代に鍛え上げて頂いた大先生。

この先生に習っていなければ、今通っている大学の合格はなかった事でしょう。

滅多に褒めることのなさらない先生ですが、講評には具体的な練習のアドバイスの後に

「しっかりした音でしっかりした演奏でした。これからも頑張ってください」

とありました。

高校3年間で数えるほどしか誉めてもらった事のない次女。

講評とはいえ、先生からこんなお言葉が頂けてホッと安心したようです。



実はこのコンクールは高校1年生から毎年受けていましたが、

昨年は音程の矯正に1年を費やしていたため弾ける曲がなく、

コンクールは断念していました。

大学生になってからの初めてのコンクール。

そして、初めて頂いた講評でした。

高校生の時よりも各段に要求されるレベルが上がり、

それに伴って講評のアドバイスもより音楽の真髄をついた内容になっています。

次へステップアップするためのヒントがあちこちに散りばめられていました。


コンクールを受けると、こうして他の先生方のアドバイスを頂けるので、

思わぬところに突破口が見出されたりします。

今まで悩んでいた事も、目からウロコのように解決することも。


とりあえずバッハはこれで一段落かな?

次女に聞いてみたら、

「10月の外国人先生のマスタークラスもバッハで受けるつもり」

と。高校2年生の時に初めてレッスンを受けてから

年2回、来日される度に見て頂いている先生です。

講評に書かれていたアドバイスをしっかり自分のものにして、

次に備えてほしいものです。

次女の好きなレアチーズケーキ♪