なないろ小花のおうちカフェでクラシック

もうすぐ50代!3人の子供たちが小さい頃から続けてきたヴァイオリンやチェロを応援しながら、趣味でパンやお菓子を焼いています。

初めてのコンサート

先週の土曜日。

地元で、次女が初めてのコンサートに出演させて頂く機会に恵まれました!

小学生から大学生までの若い演奏家のためのコンサートです。

5月にこのお話を頂き、準備を進めてきました。

演奏したのは

ブルッフ作曲の
スコットランド幻想曲」第1、2楽章。

スコットランド民謡があちこちに散りばめられていて、

何とも郷愁漂う素敵な曲です。




時は遡りますが、9月の半ば

用事があって地元へ帰ってきていた次女は、

それに合わせて伴奏あわせの日程も組んでいました。

家で練習を聞いていると、

何だか気持ちが乗っていない。

「どうしたの?」

と聞くと、

「先生から音程の指摘ばっかり受けて、どういう風に弾いたらいいか分からない」と。

なるほど、迷いが演奏にそのまま出ているわけね。

音程に自身がないから、さぐって取ってしまう。

すると益々音程が不安定になって、悪循環。



「そんな事でどうするの?!」

…と言いたい気持ちをぐっと堪えて

事の成り行きを見守っていました。



すると次の日、

「〇〇先生にレッスンをお願いした!」

と報告してきました。

〇〇先生は、次女の高校時代の師匠です。

思い切って連絡してみたら、快くレッスンをして下さるとのことでした。

中3の時から4年間、車で送迎していた懐かしい道を走らせ、

みっちり3時間後、迎えに行ってみると、

とっても晴れやかな次女の顔。

「やっぱり〇〇先生の弾き方が一番楽!私に合ってる!」

と迷いのない目でそう言いました。

レッスン室に入るなり、先生を見て号泣してしまったという次女。

東京で一人ヴァイオリンと向き合い、

今の師匠からは一番苦手な音程をとことん追求され、

音程の取れないことにどんどん自信を無くしていき、

随分と追い詰められていたようです。

先生もそれを察したのか、

現役高校生の時のような厳しいレッスンではなく、

こんこんと諭す様なレッスンだったようです。

弓の持ち方を再確認してとっても弾きやすくなり、

変な力が入らなくなったようでした。

伴奏合わせも上手くいき、

次女は一旦東京へ戻っていきました。

続きます。

戻ってきた理由は、これでした。


学区の敬老会での演奏です♪

ボランティアだと思っていたら、5000円分の図書券を頂きました!

思いがけない「お仕事」でした(^^;)