なないろ小花のおうちカフェでクラシック

もうすぐ50代!3人の子供たちが小さい頃から続けてきたヴァイオリンやチェロを応援しながら、趣味でパンやお菓子を焼いています。

室内楽の国際コンクール

さて、長男の受験記が一通り終わったので


次は次女のことを。




3月の終わりに、ある国際コンクールの本選に臨みました。


3年生を締めくくるコンクールは、フルートトリオでの演奏です。



曲は、平尾貴四男という日本人作曲家のフルート3重奏曲 第3.4楽章。


1楽章は以前に聴いた事があるのですが


とってもおしゃれな曲です。


3.4楽章も、近現代らしい音の重なりと


クライマックスに向けて躍動しながらも

最後はピッチカートで終わるというオシャレ感。


トリオも活動をはじめて丸2年が立ち、息もピッタリで

音楽が同じ方向を向いて流れていくのが感じられる演奏でした。

次女の音程もだいぶ安定してきて、随分と安心して聴けるようになってきました。



今回、室内楽にエントリーしていたのは10組。



全ての演奏が終わり、結果待ちの間


他のグループの皆さんは緊張から解放されておしゃべりに花が咲いています。


聴きに来てくれたお友達と談笑したり、ジュースを飲んだり。


それは結果を待つ間のいつもの見慣れた光景です。





ですが、次女たちは違っていました。




「じゃあ、いつものやろうか」


誰からともなく声が掛かると、3人ともカバンの中をゴソゴソ...


それぞれ楽譜を取り出して、演奏についての意見交換が始まりました。


「ここはこうだった、ああだった」

「ここはもっと私が前に出た方が良かったね」

「ここは上手くいったんじゃないかと思う」


など、膝を突き合わせての反省会。



へえ、いつもこんなことやってるのかー


えらいなー



なんて思ってたら


急に私にも意見を求められたり💦



真面目に音楽に向き合っているのが感じられて


嬉しく思いました。






そして結果発表。




発表は、ホールで名前を呼ばれる形で行われました。





奨励賞から発表され…





次女たちは、4位で名前が呼ばれました!




やったーーー!!!



舞台に上がって賞状をもらって🎶






3年生最後のコンクールは入賞で終えることが出来ました。




残り1年の学生生活


有意義に過ごして欲しいものです。