なないろ小花のおうちカフェでクラシック

もうすぐ50代!3人の子供たちが小さい頃から続けてきたヴァイオリンやチェロを応援しながら、趣味でパンやお菓子を焼いています。

人生で予測できないこと~長男の決断~⑦

いよいよ受験本番。

高校3年生になりました。



スタディサプリを1年間やることで随分と成績が伸びたので


このままスタディサプリ1本でもよかったのですが





大手の予備校に通わずに受験を乗り切ることには


やはり一抹の不安を感じたので




長男と相談しながら


予備校+スタディサプリの2本立てで進めることになりました。






長男が選んだのは...




「今でしょ!」


のキャッチフレーズで有名になった某予備校。




ここは一斉授業ではなく


膨大なネット授業の中から個々のレベルに合わせて選んだ授業を


ネットを通じて勉強するというものです。





長男がこの予備校に決めた理由は...






ズバリ!




「家でも授業が見れて勉強できるから」



でした💦





とにかく外に出るのがめんどくさい長男。


私は大手のK塾のように一斉に授業を受けて


周りの子と刺激し合いながら勉強してほしいと思いましたが...






長男に速攻却下され💧





もちろん某予備校も


教室に赴いて授業を受けて勉強することを推奨していますが



教室長の先生が理解を示して下さり



長男のやり方を尊重して


家でネット授業を見ながら勉強することになりました。


続きます。

先日頂いた百合の花。

キレイ💕


人生で予測できないこと~長男の決断~⑥

2年生で受験勉強を始めた長男。




と言っても、今まで勉強をやって来なかったので

まずは基礎から始めることとなりました。



また、高校は音楽科なので

専門科目に関してはとても高度な授業を受けることができますが


英国社といった学科の授業はあまり期待できなかったことから

勉強の補助となるものを探すことにしました。





そんな中で出会ったのが





スタディサプリ」






というネットの授業です。




月々980円というお手軽さと

家でいつでも好きな時に授業が受けられるという便利さ。


長男もこれなら続けられそうということで

始めてみることにしました。




とにかく外出することが面倒な長男💦

家にいながら授業が受けられるスタイルが長男にはとても合っていたようで

スキマ時間を見つけては授業を受けたり

自由に時間を選択できるところが魅力的でした。




スタディサプリ」を続けること約1年。


高校2年の終わりに


長男は人生で初めての模試を受けることとなりました。






結果は






英語 166/200

国語 149/200

世界史 勉強を始めていないため未受験



偏差値は






英語 64

国語 65






という、思いがけない好成績❗️



スタディサプリに感謝‼️





いい状態で2年生を終えることが出来、




そしていよいよ高校3年生。



本格的な受験が始まります。





おばあちゃんからの入学祝い💕


お茶好きな長男へ、100g1600円の高級茶葉を頂きました❗️








人生で予測できないこと~長男の決断~⑤

音楽科に進学しながら、1年でチェロの道をあっさり捨て



新しい道を模索することになった長男。



最初の目標は、あこがれの先輩が通う東京G大楽理科です。





G大の入試科目はとても多く




センター試験は、国立大学でありながら英語・国語・社会の3科目でいいものの




本試験は、英語・国語の他に小論文があり、




おまけに口述試問も行われます。





専門科目については




ソルフェージュ
(聴音書き取り・楽典・新曲視唱・リズム課題)


副科実技・和声




と多岐に渡ります。





それを第1次・第2次に分けて振るいにかけられるのです。







ソルフェージュは音楽科の授業でやっているのと



副科実技はチェロでも受験可能なので



そちらに関しては心配はないのですが...








問題は筆記試験です💦






英語・国語でも大変なのに小論文まで!





しかも英語は東大レベルの難しさという噂も😱








たった2年で果たしてたどり着けるのかという不安はありましたが




長男は自分で楽理科出身の先生にコンタクトをとって


受験に必要なものを見てもらえるように交渉し


そのS先生と二人三脚で楽理科の道を目指すこととなったのです。


続きます。

入学のお祝いに買ったお財布とネクタイ🎶

人生で予測出来ないこと~長男の決断~④

高校1年の春休み


長男は地元から遠く離れた山形県にいました。



東京G大准教授のN先生が主催する音楽祭に

参加するためです。





約1週間、G大の学生さんと一緒にチェロ三昧の日々。






帰ってくるなり



「ああ、楽しかった~!」


という長男の言葉に


やっぱりチェロで大学に行ってくれるかなと


ほのかな期待をしましたが







続けて出た言葉は





「やっぱり俺はチェロで食べていく気はない」





でした。






音楽祭に参加して




チェロへの未練と


自分の能力と


勉強に取り組む覚悟と



色々な思いを精算してきたようでした。





そして迎えた高校2年生。



長男の勉強の日々が始まります。




先日の長男のお誕生日に焼いたココアシフォン💕

人生で予測出来ないこと~長男の決断~③

長男が音大以外の道を探し始めることに際して

大きな影響を受けた人物がいました。




2歲年上の高校3年生、音楽科のA君です。





音楽科という性質上、圧倒的に女子が多い中


少数派の男子は、学年を超えて「男子会」なるものを結成して


定期的に情報交換を行っているようです。


その中でA君が東京G術大学の楽理科を目指していることを知りました。


A君は元々ピアノ科でしたが


進路変更して楽理科目指して猛勉強しているとの事でした。


その姿がカッコよく見えた…のかどうかは分かりませんが、

大きな衝撃を受けたのは事実です。


なぜなら、長男の人生において勉強が大きなウエイトを占めることは

ほとんどありませんでしたから。





私の口癖は

「勉強する暇があったら練習しなさい❗️」

でした。





練習第一❗️





勉強二の次‼️





だから中学生の時に数学で「1」をとってきても怒らなかったし


高校受験で、流石に行けるだろうと踏んでいた滑り止めの高校から


「お断り」の通知(不合格通知)を頂いてしまった時も


長男には何も言いませんでした。





それよりも





練習練習❗️






1日たりともチェロを触らない...なんていう日がないように


とにかく練習が習慣化するように


長男を支えてきました。




だから身近な先輩が「勉強」に力を入れていることが


長男には新鮮に映ったことと思います。



続きます。



近所の美味しいケーキ屋さんで
合格のお祝いに買いました💕

人生で予測出来ないこと~長男の決断~②

幼稚園の時にヴァイオリンを習い始め


小学1年生の秋にチェロに転向した長男。



小学4年生で地元のジュニアオーケストラのオーディションに合格して入団。




中学生の時にはコンクールにもチャレンジし


あるコンクールでは、全国大会で2位という輝かしい成績もおさめました。




高校は公立高校の音楽科に推薦で合格し


入学式の時に書いた進路希望は





東京G術大学✨✨





そのまま3年間、音楽に没頭して


G大目指して突き進んでいく.....







はずでした。








歯車が少しずつ方向を変え始めたのは



1年生の2学期半ば頃。







「チェロ以外で音大に行く方法ってないのかなぁ」


長男がポツリと聞いてきました。





今から考えると

それが全ての始まりだったように思います。




音楽科という特殊な環境で


長男は何かを感じとったのでしょう。




元々、競争心や闘争心はあまり持ち合わせていない性格なのですが


ひとたびコンクールに出ればクラスメイトもみんなライバル。


そして否が応でも順位がつけられてしまいます。





音楽科には、県内から優秀な生徒さんが集まっている訳だから


その中で自分の立ち位置を考えた時


長男は別の道を模索し始めました。



続きます。




東京駅のスタバで食べたサクラシフォン💕


受験に付き合って上京した時に

「サクラ咲きますように...」

と願って食べました🍰




人生で予測出来ないこと~長男の決断~①

センター試験が終わって早2ヶ月。

そして私立大学の受験が終わってもう2週間。





先日、長男の受験がようやく終わりました!





大学、合格しました~~🌸🌸🌸





高校3年間を市立高校の音楽科で過ごした長男ですが




音大には進学せず、

選んだ大学は、何と一般の総合大学でした。





しかも、日本で最難関とされている大学の一つに

滑り込んでしまいました‼️




もう、青天の霹靂です...😂



「合格❗️」の一報を長男から聞いた時、私は震えがとまりませんでした。




次女が念願の音大に合格した時は、

今までの苦労が走馬灯のように浮かんできて

「ああ、合格して良かった...」と

涙が溢れて止まりませんでしたが




今回の結果は本当に予想外❗️

「合格してくれたら...」という思いもありましたが

「やっぱりダメだろう、受験はそんなに甘くない」

という思いの方が強く、浪人も覚悟していました。




特に昨年から私立大学は軒並み合格者を減らしていて

長男の行きたい学部は11倍を超える高倍率💧💧

今年はさらに倍率が上がるだろうという予測でした。





実際、第1希望の学部は補欠合格となり、


合格を勝ち取ったのは


第2希望と第3希望の学部でした。





補欠合格者は、昨年のデータではほぼ入学出来ていないようなので


このまま第2希望の学部に入学することになりそうです。





それでも10000人近い学生が合格目指して競い合い

800人にも満たない合格者の中に長男が入れたことは

本当に驚き以外の何ものでもありません。






入学した時は、「目指せ❗️東京G大❗」️と意気込んでいましたが


その長男が、なぜ進路を変更することになったのか


そして最難関の大学に挑戦することになったのか


少しずつ長男の高校3年間を振り返ってみたいと思います😊


一緒に上京する時に新幹線から見た富士山